住宅街のニホンミツバチ採蜜

世田谷区の自然営巣群の採蜜を行うとのことなので拝見させてもらうことに。

いざ、祠(ほこら)の板を開けてみると蜂児びっしりの巣房が前面に。戻ってくる働き蜂たちも花粉をせっせと運んで子育ての真っ最中である。前から採れる位置に貯蜜の巣房はない。どうやら蜜房は奥にあるもよう。

無理して蜜を採ると蜂児圏をつぶすことになるから群の勢いを大きく損なってしまう。越冬ができなくて死んでしまう可能性もある。

けっきょく「今回は採蜜は諦めましょう」というのがご主人の判断であった。
左側の空洞は今年の5月に採蜜した部分らしい。巣房を入れて7㎏前後はあったという。

しかし、じつに見やすいミツバチの巣である。まるで観察用の巣箱のように横アキの構造になっている。
そんなことに感心して話をしているうちに、「ミツバチの観察会をやりましょう」ということでご主人と意気投合した。

あまり寒くなるとミツバチも人もまいってしまうから、「できれば11月中にやりましょう」というところまでなんとなく決まる。

蜜を採るのも面白いけれど多人数ではそもそもできない。じっくり動きを観察して語り合うのもじつに楽しい体験だ。ぜひ実現させたいと思う。できれば春夏秋冬とシーズンごとにやるのが理想だなぁ。

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